農地を売買したい方に朗報です。
2022年7月1日より、岐阜県不破郡垂井町の農地が取得しやすくなりました。
http://www.town.tarui.lg.jp/docs/2022053100047/
これにより、今までは、「農家」指定を受けて農業を営む人でなければ取得できなかった農地が、一般の人でも購入し、家を建てる土地として使えるようになります。(10㎡=6畳強の畑を新築の敷地内に作るなど、一定の条件はあります。詳しくは市役所にご確認ください。)
この制度、2年前から政府が進めてきた制度ですが、自治体によって採用するところが岐阜県では少なかったため、画期的な決断です。
垂井町で新築住宅を検討している方はぜひご参考になさってください。
ちなみに、人口が増えた1948年以降、「山や畑を守ろう」として、「農地法」が作られ、1968年には無秩序な都市開発を防ぐために「区域区分制度(線引き)」が行われました。また「農業促進地域」なるものも作られ、絶対に農業しか営めない場所が日本にはたくさんあるんです。
そのために今まで、農家でない一般人が農地に家を建てることができなかったのです。
街を走っていて、急に家がなくなり田んぼや畑ばかりになった時は大体、「市街化調整区域(農家でないと家が立てられない)」である可能性があります。そういった場所にこれからは家を建てることができるようになっていきます。
最近は人口が減り、農業を営む人が減り、で、土地が荒廃してしまうため、垂井町のこの精度は画期的です。
それでもまだまだ世界で2位の森林面積(土地の2/3が自然)を誇る日本。適正に管理して、美しい街にしたいですね。