令和2年11月5日、名古屋市尾頭橋にある元料理店の古民家再生総合調査を行いました。
動画にあるように、壁の下端は木で留めてありました。これは、家のフレームとなって、建物が歪むのを防いでいました。床はふかふか、土台もシロアリでやられているのに、柱が倒れていないのです。
「この家にどんな診断を下しますか?」
古民家鑑定師が5人も集まっているので、その決議が大切です。依頼を受けた人、その他の鑑定士様々な意見が出て、ただ今調整中です。本部の診断を待って結論を出すことにはいたしましたが、ここは本当に悩ましいところ。1人で決断が出せなかったという伝統耐震診断士の堀さんの気持ちがよくわかります。