2020年3月23日、愛知県古民家再生協会が、新城市と空き家に関する連携協定を締結いたしました。誠におめでとうございます。

これで、愛知、三重、岐阜 3つの県が全ていずれかの自治体と連結協定を結んだことになります。

取材陣とともに、岐阜県と三重県も立ち会わせていただく運びとなり、大変参考になりました。

そしてなんといっても、その後の3県合同勉強会です。

お互いの現在の状況を話し合いながら、質疑応答やアドバイスの嵐。

基本的には会社経営者ばかりなので、話も吸収も早い上、質問が的を得ているので、本当に勉強になります。

古民家再生協会は、ただ古い建物を直すだけの建築的視点から大きく飛び出し、政府の進める「観光立国」の一端を担う立場としての努力が必要だということで合意して解散となりました。

つまり、3県とも、観光がらみの案件があるということです。三重県は連携自治体とあるジャンルの協会が。岐阜県は全国古民家再生協会副理事長を始めそのチームが。愛知県は企業経営者が。とそれぞれメインの顧客とその得意ジャンルが違うため、アプローチが違い、そのお互いのやり方を確認し合うだけでも2時間かかりました。

今後もこのようなお互いの経験値を共有し何倍速ものスピードで 古民家の利活用に携わっていきたいと思います。

吉田良子