全国大会の終わりに、「第6回 再築大賞」が発表されました。
一位は、熊本県の「銀杏建築」さん。
http://www.saichiku.com/result06/
詳しくは上記サイトに譲りますが、今回の受賞テーマは
「古民家のリノベーションが、決して大げさなものではなく、あくまで自然な若い世代の為として行われた」
こと。
なんでも新しければいいというものでもなく、諸外国のように、古い建物も「 アンティーク」として評価できる機能が日本にも必要ですね。それには
・地震に耐える
・暑さや寒さをしのぐ
・使いやすく
・美しい
建物であること。その条件がそろってようやく立派に「アンティーク」と言えるのではないのでしょうか。
私たち全国古民家再生協会とその会員が目指すのは、古い屋敷がそんな建物になるために、古民家を正しく診断し工事すること。
再築大賞のサイト、ぜひご覧ください。エントリーされた作品のどれもが、建築のプロたちのそんな思いをきちんと詰めこんだ作品ばかりです。