壁に板金(ガルバリウム鋼板)を張る前の状態です。
修復前はこんな風に、柱にトタンを直で打ち付けています。
室内側を比較します。
↑ビフォア。
外から
壁板金→柱→断熱材→壁板(仕上げ付き) の4ステップ。
↑アフター。
外から:
壁板金→外胴桟→防水シート→柱→断熱材→内胴桟→壁板→壁紙
の8ステップ。
「外胴桟」で柱と板金の通気を確保します。雨は外壁の中に入って当たり前なので、その水分がこの1.5cm厚の胴桟が作る空気層の中で乾いていくことを狙っています。
また、その湿気を室内に伝えないために、防水シートを貼ります。
「内部の胴桟」は、室内の不陸(ふりく。まっすぐでない事。)を調整し、壁を真っ直ぐにするために施工します。謂わば、美観上のための施工です。
さらに、空気層を外に加えてもう一層設けるので、断熱効果も期待できます。