令和2年12月20日、愛知県新城市にて、古民家再生協会のDIY教室がありました。

 素晴らしい1日だったので、興奮したのか、ブログが途中で止まっていたため、続きを書きます。

 この新城木の学校の特徴は以下です。

・お客さんは、新城市の空き家古民家を購入。リフォームのための資金は、工務店に支払い。

・その工務店が、古民家再生協会の支部長だったので「工事自体を、古民家を広めるための活動に利用しても良い」とお客さんが快諾。

・戸田支部長は協定を結んでいる新城市と、その他、林業組合や県の補助金、私立大学にも打診して、参加メンバーや資金を獲得。お客様は廉価でリフォームするすることに。

・初日である「リノベーションのためのDIY解体イベント」は3人が参加。

参加者のコメント「思いっきり腕を振り回してものを壊すのは、1種のセラピーのようで気持ちが良かった。」

「初めて新城市に来た」と言う方が4分の1も。それを聞いた市役所が喜んでくださり、今度から、市の後援で行うことになったそうです。

・2日目である、床張り日の参加者は30人以上。ほぼ全員が素人さん。指導のための大工さんと社員は10人。各自持ってきたおにぎりに、気前の良いお客さんが無農薬で炊き出しを行ってくださいました。(どこまで良い方なんでしょうか…。胸を打たれました。)

・ゼミの授業として参加した金城大学国際学科の教授のコメント「国際的な人材を作るには、まず日本の文化を理解することから」

まったくの素人の女性が、初めて持った金槌をフルで6時間。

男性はてんでバラバラに好きなところでやっていましたが、女性チームはまっすぐ1列になって進みます。

途中、誰かのベルトで傷がついたヒノキの床板を見てハラハラした私に、お客さんは「どうせ僕が住んだってすぐ傷つくんだから、ダイジョウブ、大丈夫」。とあくまで大らか。

 昔はこれでよかったのに、私の方が世知辛くなっていることが少し恥ずかしかった瞬間でした。

 男性たちはさすがに勘が良い人が多く。すぐに上手になっていかれました。

 私は夕方の打ち合わせのため早く帰ったので、最期を見届けることができませんでしたが、その後、炭で焼いた五平餅を食べてみんなで盛り上がったそうです。

「いつかはこの木にツリーハウスを作りたいね!その時は吉田さん(夫)を頼りにしてるから」と戸田さん。

 なぜうちの支部長がツリーハウスを夢見る男だと気づいたのでしょうか。さすが愛知支部長。

次回もまた参加したいと思っております。そして岐阜支部でもやってみたいです。(岐阜の第一、第二支部とも、支部長は2人ともDIYインストラクターの資格を取得しています。)

 「私の家をDIYでやってみてよ」という寛容で気長なお客様のお家も募集しております。(笑)