本日、岐阜の大手地方銀行さんの訪問を受けました。

ジャパトラを見ていただいて古民家再生協会が何をしているのかが興味深いとのことです。

活動説明していく中で、市町村担当をしていらっしゃるその方がおっしゃいいました。

「 今、国が非常に気にしている空き家問題。(九州全土より空き家の面積が大きいのが現代の日本です。)これは結局、防災の話なんです。」

普段私は空き家について、「使える家を空き家にしてしまえば、建物が古くなって無価値になる。それはお金を失うことだ。」という視点を持っています。

今日の地銀さんの一言で、空き家対策は、人の安全対策そのものだ、ということに気づかされました。

この協会の活動を説明していると「なんだか色々な切り口があるんだね」「とにかく幅の広い話だとわかりました」と言って、最後は戸惑われる方が少なくありません。

本日もある行政の方から「言葉ではなくわかりやすいパンフレット持ってくるように」と言うご依頼を受けました。

空き家対策、防災の面から語ることもできれば、地域コミニュケーションの点で語ることもでき、経済面で語ることができ、文化的側面も語ることができます。

ありとあらゆる角度から価値がある古民家。私たちの活動で、古民家が、汚くて危なくて格好悪いものではなく、綺麗で安全でおしゃれなものに変わるように頑張っていきたいと思います。