岐阜県養老町にて
古民家鑑定を行いました。
この地方は風が強いので、午後の耐震診断は2日目に見送り、1日目の今日は、床下診断(床下インスペクション)を行いました。
床下走行ロボット「Moogleくん」を使い、プロジェクターで大きく床下を映し出して柱や束(つか)を見ていきます。
このお宅は、いちどシロアリが出たことがあるとのことで、床下にたっぷりと生石灰の粉が撒いてありました。
ロボットだから細かく見れますが、人間だととてもとても無理な床下環境。機械であることが発揮された、良いインスペクションとなりました。
岐阜には床下インスペクション協会がありませんので、本日は滋賀からベテランの大森支部長がお越しいただけました。
大きな映像で気になるところを何度も大写しにしながらたっぷり1時間半。 一軒分の床下を眺め尽くしました。お施主さまもご一緒です。
築58年と言うのに、床下にほとんどカビが生えていませんでした。お施主様もほっとされています。
こういう家を鑑定できて光栄だなと思った1日です。
(明日に続く)