来る6月より、当協会と協働中のNPO法人・養老ユニオン住宅が、養老町とタックを組んで空き家対策勉強会を始めます。

11地区の区長さんが集まる総会での講義は、町長や議会・市の職員さんも含め130人を超える聴講者。

昼下がりの15:30に始まったのに、皆さん熱心に聞いておられ、身を乗り出したりうなずきながらメモを取る方ばかり。さすがゴールド(私は60代以上の社会的な方々を、シルバーでなくゴールドと呼んでいます)、ご姿勢が素晴らしかったです。

今日は「空き家とは何か」「どんな時に空き家になってしまうのか」「空き家に使える税制優遇や助成金など」を中心にお話しされましたが、改めて私が聞いても、勉強になります。

この養老町、改元1300年を超えたところで非常に歴史ある地域なのですが、今回はなんとそんな地区の「町民全員」に空き家問題を周知するべく、11地区の区長さんが全戸に向かってお声をかけてくださいます。こんな地域はないんじゃないでしょうか。人口が2900人から、数年後には2200人に減ると言われている地域です。空き家問題の待ったなし感が浸透しているのでしょうか。

養老ユニオンの幹事でもあり、古民家再生協会の再築士支部長でもある堀行夫さんの、熱心な呼びかけにより実現したこの勉強会です。

岐阜第二支部としても精一杯応援させていただきます。